9月4日(日)の午後4時から、招待キリスト教会において河野晃・美千代宣教師派遣式が行われました。廣瀬薫理事長が使徒の働き13章1~3節からみことばを大胆に語ってくださいました。河野宣教師は、涙をうかべながらのあいさつの時でした。派遣の祈りの時は、齋藤五十三宣教師、趙南洙師、廣瀬薫理事長にお祈りしていただきました。派遣式は、2階会堂、3階席を含めて満員。式後、4階食堂において、愛餐の時がありました。招待キリスト教会の心からあふれるばかりのもてなしを受けました。
そして、いよいよ9月7日(水)、河野宣教師ご家族は羽田から出発いたします。ぜひ祈りに覚えて頂ければ幸いです。
祈りによって結ばれて
タイ教団派遣宣教師 河野 晃
タイ宣教のためのお祈りとご支援を心より感謝いたします。タイ王国への出発もいよいよ一ヵ月を切りました。4月からスタートした教会訪問では、私たち家族を愛をもって迎えてくださりありがとうございます。数えきれないほどのすばらしい出会いと恵みをいただき感謝しています。平日の教会学校で毎日タイ宣教のために祈ってくれていた子どもたち、過去のタイでのミッションボランティアの働きで受けた恵みを涙ながら証ししてくださった姉妹、いつかタイ宣教にと大切にしてこられたタイ語のテキストをプレゼントしてくださった先生、またタイでの生活の経験を通して貴重なアドバイスをくださったご夫妻。タイは、教団と諸教会によって大切にされ、また祈られてきた宣教地であることを改めて教えられ、そのような宣教地に派遣されることに身の引き締まる思いです。
各教会を訪問させていただいている中で、必ずいただく言葉がありました。それは、「タイ宣教のために祈っていました」という言葉です。教団によるタイ宣教は、その働きがスタートした1980年から今日に至るまで、諸教会の皆さんの祈りによって変わることなく続いていたということを教えられ、感動とともに神様の真実さを覚えて感謝しています。
また、教会訪問を通して私たち夫婦が改めて教えられていることがあります。それは日本こそ霊的戦いの厳しい宣教地であるということです。多くの犠牲を払いながら魂の救いのために仕えておられる先生方や信徒の皆様の証しをうかがいながら、私たち家族はタイ宣教のための祈りをお願いするために訪問をさせていただきましたが、祈られるだけではなく私たちも日本の諸教会のために祈るようにと導かれています。各教会からいただいた祈りの課題は、各教会、信徒の方々と私たちを結び合わせる主からの大切な恵みとなっています。「祈り祈られる」という霊的な恵みによって諸教会と結ばれ、国内においても国外においても同じ主の宣教に仕える中で与えられる恵みにあずかることができたらと心から願っています。最後に、私たち家族が日々愛なる神様に結ばれ、残されたタイ派遣までの準備とまた現地での新しい歩みを祈りと聖霊様の導きの中でなすことができますようにお祈りをお願いいたします。福音がタイの地で再び大きな実を結ぶことができますように・・・行ってまいります。