皆さん、こんにちは。国外宣教総主事の飯田仰です。今日も共にみことばに聴きながら祈りましょう。
詩篇31篇22節にこう記されています。「私は、うろたえて言いました。『私はあなたの目の前から断たれたのだ』と。しかし、私の願いの声をあなたは聞かれました。私があなたに叫び求めたときに。」
聖書は述べます。私たちの主なる神さまは、私たちの祈りの叫び声を聞いてくださるお方であると。私たちの心からの叫び、声にもならないような思いと願いを神さまは慈愛を持って聞いてくださいます。
見捨てられた、誰からも顧みられない、私はみんなから忘れられてしまった。そう思うような時でも、神さまは決して見捨てることはなく、切り捨てるようなこともなく、じっと私たちの深い嘆きの声を聞いてくださるのです。
私たちがこのお方の前に来るとき、心を大きく開いて、このお方に全てを注ぎ出すとき、この詩編の言葉にあるように、神さまは私たちの願いを聞いてくださいます。叫び求めるときに、応えてくださるのです。
今日は特に南アフリカ共和国を覚えて祈りましょう。社会の中での格差が改善されるように。不安と不信感、憎悪がイエス・キリストによってなくなるように。そしてキリストの十字架によって解放されるように祈りましょう。
天の父なる神さま、私たちが祈ることすらできないほど悲しく寂しいときにも、あなたは私たちを見守り慰めてくださいます。どうか私たちの思いと願いの全てをあなたに委ね、どのような時でもあなたに祈ることができるように私たちを支え導いてください。南アフリカ共和国の人々を顧みてください。教会を強め、語るべきことばを語り、キリストにある愛なる行いを実践することができるように導いてください。また、九州の皆さんが大雨の中、大変な状況にあります。主よ、どうかあなたが皆さんをお守りください。教会を豊かに用いてください。この祈りを、主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。